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米国でのトヨタ叩き [欧米人の論理]

<米消費者団体専門誌コンシューマー・リポートは13日、トヨタ自動車<7203.T>のスポーツ多目的車(SUV)、「レクサスGX460」の2010年モデルに横転につながる「安全上のリスク」が存在するとして、消費者に対し購入しないよう呼びかけた。>(4月13日ロイター)

「クライスラーグループは13日、NASA(アメリカ航空宇宙局)と向こう3年間、先進技術分野での情報共有を核とする新たな提携を結ぶと発表した。(中略)クライスラーエンジニアリングのスコット・クンセルマン上級副社長は、「今回の提携強化は、両社が情報を共有する最高の機会。NASAとの連携によって生まれた新技術を、市販車に取り入れていく」と語っている。」(4月14日レスポンス)

筆者は車に乗れないので、直感的反応に過ぎなく、間違った理解をしているかもしれないが、<「レクサスGX460」の2010年モデルに横転につながる「安全上のリスク」が存在>とあるテストでは、スピードを出して走行している時には、曲がる時には少しはスピードを緩めるのがドライバーとしての普通の運転マナーではないかと思う。にもかかわらず、安全上のリスクを問題にしているが、むしろカーブをする際には、スピードを出さないように指摘するのが通常のことではないかと思う。カーレースでもするなら、いざ知らずであるが。
NASAにまで依頼して、トヨタ車の欠陥の検証をするということが、過日報道されていた。このクライスラーがNASAと改めて技術提携を結ぶというのも、何となくトヨタ車の技術を子細に調査して情報を得ようとする国家とぐるになった謀略めいたことすら感じさせる。
ウインドウズが世界のPCの規格として立ち上がるまでの間、日本の技術陣が究めていたトロン方式採用によるPC開発に対して政治的圧力を絡めてストップをかけてきた経緯を思うと、何かにつけて公平や公正を言いつのる彼らの手前勝手が鼻持ちならない。
核拡散や核兵器の削減に関しても、オバマ大統領は非保有国に核兵器の先制攻撃はしないなどと言っている。人類の歴史で核兵器を最初に使用したのが米国であることを忘れた傲慢不遜な言い分であろう。アメリカのメディアは鳩山首相を虚仮にして軽侮しているが、己の國の人類に対して犯した歴史的犯罪をこそ問うべきであろう。鳩山首相が米国から軽侮されるまでもなく、日本国民は唖然として見放しているのであるが、他国のメディアにけちょんけちょんに貶されるとまた違った感想を抱く。

次の記事などは、特別な見解のように見えるが、その実彼らアメリカ人の多くの本音ではないかと思うので、敢えて転載しておく。
< 【ニューヨーク=田中光】米北東部ニューハンプシャー州のニコラス・ラバッサー州下院議員(26)=民主党=がインターネットの交流サービス「フェースブック」の自分のページで、「アニメは、原爆2個では十分ではなかったことの最たる証拠だ」とコメントし、猛反発を買った。

 同議員はすぐ謝罪し、ページは削除された。議員は特にアニメ批判などで知られているわけではなく、どういう文脈での発言か不明だが、ネット上では、米アニメファンらの怒りが広まっている。

 地元テレビ局の報道などによると、ラバッサー議員がコメントしたのは24日。保守系のサイトも「アニメを見たくないという理由だけでもっと日本人を殺すべきだと言っているようなもの」と批判した。

 同議員は「コメントの無神経さに深く謝罪したい。公私を問わず適切な発言ではなかった」と謝罪したが、米アニメファンのブログなどでは「人種差別だ」「アニメのことを本当に分かっているのか」といった反発の声があがっている。>

目に見えないが実際は隠れた暴力に頼ったアメリカの理性や知性の底の浅さが目について仕方がないのは筆者だけではないだろう。
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