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安楽死即ち尊厳死について [医療問題]

胃瘻という延命装置が話題になり、長期入院ができなくなりつつあるという中で、安楽死即ち尊厳死の法制化は重要な為政上の問題の一つである。
友人や知人と自分の最期をどう迎えるのかということについて話していると、延命装置の利・活用には消極的である人が殆どである。意識がある間にそのことを明確に意思表示しておくのが尊厳死の意味であり、その制度的確認の一方法が尊厳死協会への加入と登録である。
意識が混濁した状態になった時には、自己の終末の迎え方の判断はできない。家族や近親者の判断に任せるのもある意味では酷な点があるだろう。さすれば、自己の最期を自己決定しておくことは重要な問題である。それが尊厳死と称せられることなのである。人はどんな形であれ死ぬ生き物である。非業の死だから尊厳な死だとは言えない。死ぬこと自体に尊厳という形容をするのは死の差別化である。
北欧のオランダでは安楽死が法制的に認められているとか。尊厳死協会の趣意書にも尊厳死の法制化問題が盛り込まれている。松井大阪府知事は、感情的な自殺容認論を展開する前に、尊厳死の法制化の問題を俎上に上すべきであろう。
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コメント 1

匿名

スペース失礼します。

Change.org(下記URL)にて安楽死に関する署名活動を行っています。賛同いただける方はご署名お願いします。

http://goo.gl/epuQJ
by 匿名 (2013-08-19 03:12) 

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