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生活保護受給者と冠婚葬祭費用 [社会保障]

今朝のテレビで、憲法の生存権の問題に関連して、生活保護制度のことが取り上げられていた。
9万円強の生活保護受給者が月々の」生活のやりくりが精一杯で、友人の葬儀などがあるとお別れにもでられないと謂っていた。
香典などの臨時出費のことを示唆しているのだろうと推測したが、結婚式は呼ばれなければ出席できないが、葬儀は誰でも参列できる。最近では一切のお供えや香典を辞退する人も多い。仮に何らかのお供えをしてお別れを言いたいのだとすれば、野の花を摘んでお供して、お別れをすることだってできるだろう。
健康で文化的な最低限度の生活を営む権利としての生活保護と冠婚葬祭の志とは少し性格が異なるのではないか、適切な問題提起でないのではないかと直観した。仮に香典までも生活保護費用に計上するとすると、厳密なことをいえば、冠婚葬祭の流儀(宗教的儀礼)との関連問題にまで考えを及ばさねばならないのではなかろうか。

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