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清酒と女性 [食品と安全]

先週のモーニングサテライトの特集で、低迷している清酒の販売を盛り返そうと醸造会社がいろいろ工夫をしていることが特集されていた。醸造技術を生かした化粧品の開発なども紹介していた。既にそのような化粧品は売り出されていて人気商品にもなっているものもある。醸造技術の応用を女性顧客に拡大するという戦略である。
女性が人類の半分を占めるのであるから、男性中心の社会で幅をきかせていた企業活動がある意味では見直されるのは当然である。伸び悩む清酒販売の分野でも女性客をターゲットにして色々な製品を工夫開発して販売を伸ばそうと試みられていることが取材されていた。
清酒メーカーの中には女性だけのチームを編成させ、女性が好むお酒を売り出そうという企画もなされている。最近は女子会と言う言葉に見られるように成人女性がアルコールを嗜む機会も増えているので、その時流に乗って清酒販売を女性の好む品質にしようとする試みである。
清酒に限らず、ワインであれ、ビールであれ、アルコールを含む飲料には、妊婦の飲酒に注意を喚起する文言が印刷されている。健康上支障があることが実証されているからである。
妊婦だけでなく、妊娠を前提にする、子供を産むことを願望する場合は、女性だけではなく、男子もアルコールを飲んでいない方が望ましいことであろう。生まれてくる子供が健常であることは誰しも望むことである。とすれば、不幸な子供を産まないためには、危険なことは避けるのが個人にとって賢明な対応であるだけでなく、社会経済的にも重要なことであろう。
さすれば、経済原理を中心とした女性客に的を絞ったアルコール販売の営業活動には節度が当然必要になるのではなかろうか。性教育の一つとしても若い女性のみならず、青年男女に教育されるべき事であって、企業も利益優先に走らないのが社会的責任であり、社会貢献である。
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