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ウエスタンやイースタンの試合は全試合DH制導入を [プロ野球]

ウエスタンリーグでもイースタンリーグでも、セリーグチームの主催試合は投手も打席に入っている。
セリーグとパリーグの交流戦でパリーグが圧倒的に勝った要因の一つとして指名打者制度と投手の関係が論じられている。交流戦で示された両リーグのチーム力の強弱問題は暫く置くとしても、何故いわゆる二軍戦の全ての試合で指名打者制度を導入しないのか、不思議である。今や大学野球や社会人野球は指名打者制度で統一されている。
この指名打者制の最大の利点は、野球選手のポストを確実に一つ増やせる点である。まして二軍戦が一軍の選手の調整の場でもあるとすれば、成長過程の選手と一定の成果を上げているが不調に苦しんだり、故障明けなどで調整のための実力派選手が共存できる機会なのである。
もちろんウエスタンやイースタンでのチームとして各リーグでの優勝も重要だろうが、二軍は一軍で活躍できる選手を育てる所に最大の目的があるのだから、指名打者制によって一人でも多くの選手が試合に出て技倆を磨くことができる機会が多くなる指名打者制度を導入すべきではなかろうか。リーグの壁に拘っている場合ではない。プロ野球選手会も二軍戦の指名打者制導入を積極的に提言すべきであろう。選手たちの職場、雇用維持の機会を増やせることにもなるのだから。
指名打者制度を野球の本来の姿を歪め、興味を半減させると批判し懐疑的な監督や評論家もいるが、打者に安全パイと目されるのが一人いる方が余程興ざめであろう。監督の作戦競いのためだけにプロ野球があるのではない。
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