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確定申告の納税額の切り捨て [納税問題]

確定申告の時期が来た。
国家財政が破綻に瀕するほどの事態にあって、消費税増税が主張されている。
所得税納税額の欄の10桁の箇所は、「00」と印刷されている。10円単位の金額は納税者への喜捨である。裏返せば、国庫に納付されるべき税金をとっていないことになる。
納税者一人一人にとっては、最大でもこの喜捨の恩恵は99円であって微々たるものである。最小だと1円である。
確定申告による納税者が百万人いるとすれば、9千9百万円から100万円の喜捨がなされていることになる。歳入の50%以上を国債でまかなっている時に喜捨する余裕はないと言ってもよい。80兆円を超す予算規模に照らせば、それこそ微々たる金額だろうが、税収が伸びていた時代の行政上のサービスを考えなnおしてもよいように思う。

申告者にとって計算上きちんと出す手間を省くわけでもない。国税当局の手間が省ける訳でもないだろう。

金融機関に預けられている休眠口座を復興財源に使うことが俎上に上っているが、貧すりゃ貪する前に上の対応の方がよほど筋が通ると考える。

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