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毎日の無防備と日経の陰湿な攻撃 [新聞記事]

已にこのブログで朝日・読売・日経の三者連合が毎日潰しを企図していることについては触れた。
27日付日経朝刊(13版)の社会面(39面)は、「毎日、記事取り消し」の二段見出し三段組みの記事を載せる。記事の割り付けも読者の目につきやすい位置取りの紙面構成である。
恐らく、上記の三者連合のことを知らない読者は、同業他紙の誤りをも正確に報道するマスメディア業界の真摯な自己点検に繋がる記事だと受け留めるだろう。あるいは、いい意味での競争をしているのだと感じ取ることもできる。問題を指摘されたらそう弁明できる余地を残している。だから陰湿だと言うのである。
しかし、明らかに毎日の失態をこれ見よがしに露呈させる所に記事の真意があると直観した。普通なら下段の隅の方に一段見出し程度で載せる記事内容である。あるいは他紙のこととして無視してもよい類のことである。三者連合の他の二紙はどう扱っているのかを点検していないが、読売や朝日の購読者は読み直してみれば分かろう。

毎日も毎日である。虎視眈々と毎日潰しが仕掛けられているさなかにこうした迂闊な記事を載せるのであるから、沈み行く泥舟とはこんなものかと思ってしまう。書いた記者の無頓着もさることながら、チェックできないデスクもお粗末である。泥舟に乗っていることの自覚さえないのであろうか。
斜陽に立つと雖も、毅然とした不屈の記者魂で夕日を眺めて欲しいものである。夕日の美しさを眺め直してみるがよい。
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