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仏国人の傲慢さ [欧米人の論理]

今朝、NHKのラジオを聞いていたら、早稲田大学の遠藤教授が、指導者論を展開していた。教授によると、フランスで日本の政治家や東電の首脳の原子力に関する対応の拙劣さが批判され、その中でも、原子力は危険な代物だから、いざという時の事態に対する十分な危機管理能力ができないのであれば、原子力発電設備など持つべきでないという厳しい意見があった、という。遠藤教授がその苦言を聞いてどのように反応したのかは分からない。ただ、彼は震災地自治体の首長の多くが見せた危機対応ぶりを例にとって日本における独自のリーダーシップ論を展開していた。
核不拡散条約を核兵器保有国が独占する得手勝手な論理の一端が見られて興味深い。米英仏、旧ソ連、中国、インドという核保有国が核不拡散を言いつのるのは、要はお為ごかしなのである。

フランスは核兵器の実験で他民族に危害を加えなかったのであろうか。

戦争中に、日本贔屓と称せられたフランスの文化人が「日本人は決して滅ぼしてはいけない民族である。」とさも日本を擁護するかのような発言した。この言外に含まれている意図は、彼らヨーロッパ人にとっては、この世界には滅ぼしてもよい、滅ぼすことが許される民族が存するということである。彼らのリーダーシップとはここにはしなくも露呈されているのではなかろうか。
IMF理事のストロスカーンとかいうフランスの次期大統領の有力候補者の一人が女性に対する暴行で検挙され、過去の悪行も露見して、性的暴行をうけた女性記者が告訴するという話まで出ている。自分の地位も守れない危機管理能力がない為政者を抱えているのは、日本だけではないだろう。
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