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元巨人投手桑田氏の常識 [プロ野球]

毎年この時期になるとプロ野球界に入団したルーキーたちにプロ野球界で一家を成した選手OB達が講話をして、その話の内容が話題になる。今年は桑田氏が講師を委嘱されて講話したとのこと。
毎日新聞によると、「球界だけに通用する常識はいらない。一般社会に通じる人になってほしい」と話したとある。
彼の言う常識の許容範囲が広いのか、当方の許容範囲が狭すぎるのか分からないが、彼の巨人入団の経緯やその後の波紋、さらには投げる不動産屋とまで酷評されたことを想起すると、彼が積んだ人生経験がそうした訓戒を垂れるまでに成長させたのだろうと思う。
プロ野球界のスカウト活動は理外の理、非常識が常識といわれる。単独指名を受けて希望球団に入り去年の新人王を獲得した選手は入団球団から数億円の「学資支援」を受けていたというのは知る人ぞ知ることであると噂されているし、一位指名を拒否した選手も非常識が常識の対応をしているのである。広岡氏は、原監督は甥に対して一位指名の意味を尊重するように忠告するのが叔父のつとめだと苦言を呈していた。それが世間の常識であろう。
桑田氏が巨人に入団した背後には人に言えない身内の問題が潜んでいたのだろうと推測しているので、彼を一方的に非難批判するのは当たらない部分があると思っているが、野球と同じで結果がものを言うのだから、彼も打者討ち取るための投球の組み立てを語るように、結果を招いたことの次第を説明してもいいように思うが、墓場まで持って行くことなのであろう。
コントロールを乱して痛打を喫することがあるように、社会に通用する人になる前に野球選手としての投球術や技量を磨くことが結局は社会に通用する人格を形成するということ、つまり球界の常識は社会の常識として底の底で通じていることを教えるべきだったように思う。
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